内容説明
保険のしくみと問題点、こんごの展望までを語るハンドブック。介護サービスの低下など、介護保険の深刻な矛盾が吹き出すなか、追い打ちをかけて医療保険も改悪。医師であり、国会議員である著者が高齢者をはじめ広範な国民に高負担を押しつける、二つの保険について分かりやすく解説する。
目次
1 何が起きたか、介護保険(介護保険とは、いったいどんな制度なの?―10のギモンに答えます;どうなっているんだ、介護保険―実施一年、次々と明らかになる問題点;なぜこんなことになったのか―介護保険制度「大失敗」の原因はどこに;どうなる、どうする、介護保険)
2 21世紀、日本の医療制度をどうすべきか、どうしてはならないか(2000年医療改悪で何がおこなわれたか;医療改悪を進める厚生労働省のトリック;「医療抜本改革」とは何か、何が問われているのか。)
3 21世紀の日本の介護、医療、社会保障改革の展望はどこにあるか
著者等紹介
小池晃[コイケアキラ]
日本共産党参議院議員、前総理府社会保障制度審議会委員、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)理事。1960年東京都に生まれる。東北大学医学部卒業後、東京・小豆沢病院、北病院、代々木病院で第一線地域医療に従事。1998年参議院選挙(比例代表選挙)で当選
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