- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
自民党政治と癒着し、国民常識とかけ離れた経済活動の果てに、存立の基盤さえ危うくする大手ゼネコン。具体的な事例と最新のデータを用い、単なる経営危機問題ではない、奥深い問題点を明らかにし、新しい道がどこにあるかを問う。
目次
第1部 これでわかる日本のゼネコン(日本型ゼネコンとは;ゼネコン膨張の過程 ほか)
第2部 公共事業とゼネコン(ゼネコン政治とは何か;大手ゼネコンの公共事業産業化戦略)
第3部 ゼネコン・クライシスのなかの企業経営(「失われた一〇年」とゼネコン;ゼネコン・クライシスは四重の複合危機 ほか)
第4部 ゼネコン危機の先を読む(二一世紀の建設需要とゼネコン;ゼネコンの技術力をどう再生するか ほか)
著者等紹介
辻村定次[ツジムラサダツグ]
建設政策研究所専務理事。著書に『現代日本の中小商工業―現状と展望編―』(共著、新日本出版社)
野中郁江[ノナカイクエ]
明治大学商学部教授。著書に『日本のビッグ・ビジネス―旭化成・三菱化成』(共著、大月書店)、『新国有林論』(共著、大月書店)
篠井謙[シノイケン]
建設政策研究所研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。