内容説明
「百聞は一見にしかず」といつも感じるホロコーストの旅です。この感動を1人でも多くの人にと回を重ねた「戦争と平和の旅」。行きたいけれど、なかなか条件がとれないという人たちの声にも応えて、机の上で旅ができ、読んでもおもしろい本になるように書きました。もちろんこの本を持って、現地に足を運んでくださればと願っています。
目次
1 4歳まで暮らしたドイツ
2 ドイツ脱出、アムステルダムへ子ども時代のアンネ
3 隠れ家(かくれが)生活
4 アンネを助けた人々とオランダ市民の抵抗
5 強制収容所で
6 さらにアンネを知るために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タマン
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「アンネの日記」のバックグラウンドが分かる資料です。日記だけでは分からない部分を写真と解説で理解が深まります。改めてアンネの悲劇の深さを感じました2014/08/27
なおこっか
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こちらの本も、ポーランドを訪ねる前に。アンネの短い人生、それぞれの時期に過ごした場所が取り上げられていて、とても佳いガイドになった。フランクフルトの生まれだったとは…リベラルな、ドイツ生まれの彼女が辿った道が、あまりに皮肉で哀しくなる。当時のオランダの立ち位置にも言及されており、あの時代に抵抗の姿勢を示す有り様に感心した。2015/08/18
hr_08
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オランダ、アムステルダムに行く前に読んでおけばよかったなと後悔。美術的視点だけではなく、戦争の歴史についても学んでおくべきだった。次行く機会があったらこの案内所の場所を意識して回ってみたい。2013/12/01