- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
遺族にとって戦争は終わっていない。かけがえのない肉親を、戦争で奪われた人たちの無念の叫び。限りない平和への願いをこめて綴る33編。
目次
1 甦らぬいのちに(遺骨も還らぬ3人の兄;夢の中で抱いてくれた父;今日帰るか、明日帰るか…と待ち続けて;28歳の父の遺書に母と子が励まされて ほか)
2 生きてきた日々(自分の生いたちすらわからず;戦後17年目に届いた戦死公報;私の昭和;遺児として精一杯できること ほか)
3 終焉の地を踏んで(終焉の地レイテ島を訪ねて;「戦後」は勝手に終らせてはいけない;ガダルカナルに弟を偲ぶ;父への碑文 ほか)