内容説明
8月6日の広島で、16才の女学生が見た地獄絵…。その日から“平和”の意味を問いつづけて歩んだ日々。原爆詩人峠三吉、シチリアの市長さんやバルバラ画伯など、魅力あふれる人々との交流を語り、いま反核を世界へ訴える。
目次
原子野の中から―峠三吉とのふれあい
おんぼろビルの青春―石母田正先生との出会い
働く人の町の中で―川労協の秋場栄一さんの思い出
人間ってすばらしい―菅野君を変えた砂川の闘い
平和をめざす豆タンク―看護婦の久保よしみさんのこと
育ちゆく若い力―闘病と女性史研究会のころ
被爆者の本当の苦しみ―原爆被災者の会の仲間、清水正勝さん
被爆者運動のサムライ―ちょんまげ姿の尾島良平さん
外国人被爆者の救援を―一朝鮮人少女の軌跡
パルチザンから市長へ―シチリアの元市長ジャコモ・カニエス氏
王女の生まれを捨て共産党員に―イタリアの反核画家バルバラさん
モスクワで反核を訴える―正教会ピーメン総主教の招き
レジスタンスの伝統―「神を信じる人」も「信じない人」も
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