内容説明
本書には、1984年度から87年度にかけて担任した3クラス(4、3・4、3年)の子どもたちの活躍ぶり―25話が収録されている。中学年の低学力、非行化そしていたずら、いじめ、けんかなど、教室の子どもたちは、おたがいにぶつかりもみあいながら、失敗や成功をくり返し、人間として値うちのあるものを少しずつ獲得している。少年時代の第1歩をふみ出した3・4年生の遊び・いたずらを、子どもたちの成長・飛躍の糧としてあたたかく見守ってやれるような親や教師でありたい、というねがいもこめて本書を書きつづった。
目次
校門に捨てられた小犬
初めて子どもと出会う日
大騒ぎいたずら事件発生
ぼくだって頼りになるじゃん
さあ、たいへんバンドウ大震災
迷いこんだハクセキレイ
自転車冒険大旅行
恩田川をあるく
忘れものをめぐって
親子で仕あげる学習ノート
「先生のやり方は理想です」
ヨウスケ守ってみんなで登校
ギョッとしたお見舞い宅急便
えんぴつびなと肥後守〔ほか〕
感想・レビュー
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