内容説明
核兵器廃絶と世界平和を願って、国際舞台で活躍する著者の本格的な論集。日ソ共産党共同声明作成参加をはじめ、先駆的で旺盛な国際・外交活動の最新の成果をまとめた好著。
目次
1 反核国際統一戦線の展望(反核・平和と民族自決権擁護をめざして;核兵器廃絶へ反核国際統一戦線と「非核の政府」の展望;リスボンでの平和会議について;西ベルリンでの世評代表委員会の経過と問題点;いまこそ世評は核兵器廃絶を緊急課題に;平和運動本来の任務に大きく近づけなかった会議)
2 80年代の国際・外交活動(中国はなぜベトナムを侵略したか;80年代と自主独立路線の前進;日中両党会談から「文革」清算まで;ギリシャに始まる革新の時代;ポーランド問題と社会主義;何が問われているのか―共産党間の国際論争;中東に真の平和を確立する道;世界平和と非同盟運動;アメリカの中米介入を糾弾する;断じて許せぬアメリカのグレナダ侵略;メキシコ社会主義統一党第2回大会に参加して;「日中関係」をあらためて問う;千島問題の解決のために)
3 国会論戦から(核兵器廃絶のために;日本の外交の基本問題について;日本政府は国連外交を転換せよ)