感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
4
途中、他の本に浮気をしたので(笑)、全体的な印象がやや薄いというのが正直なところ。ただ、本書の大部分を占める13章で描かれる当時のイギリスの労働者の過酷な状況には思わず目を覆いたくなる。特に、未成年…甚だしい場合には、学齢に達していない子供までもが、非人間的な環境での労働を強いられていたという事実には、思わず怒りを覚える。ただ、そうした資本による搾取の構図は今も、何某かの形で存続しており、いみじくもこの不況にあっては、その傾向はますます強くなっている。その意味で、本書を紐解く必要性が増しているのでは。2025/06/02
kadoyan
1
実際は、新日本出版社の「資本論第一巻b」を読みましたが、登録なかったので。協業や分業、マニュファクチャを経ながら大工業へと資本主義の発展の変遷を紹介。理論的部分と歴史的部分が組み合わさりながら解き明かしているが、その区別を見極めながらなので、なかなか難解だった。しかし詳細な観察、分析で剰余価値を中心とした資本主義社会を解き明かそうという試みは、マルクスさんをおいて右に出る方はいらっしゃらないのでは。2016/02/11
真木沢
0
安定の鬼畜さでした2013/05/23
bootcampus
0
この巻に取り掛かったのが2003年3月。途中8年間ブランク、そして今日ようやく読了。イギリス議会高山特別委員会での炭鉱労働者の毅然とした表明に感動。2011/09/07
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