出版社内容情報
「マーケティング」とはいったいなんでしょうか。
商品の広告戦略のことでしょうか、それともどこにどんな商品が売れるかという分析のことでしょうか。
実際の「マーケティング」は、ひとことでまとめられないほど多岐にわたる内容が存在しており、構造的な理解が必要です。
また、「マーケティングとは何か」を考えることは、「企業とは何か」「商売とは何か」を考えることだといえます。
商売(ビジネス)とはつまり、自分が提供できる価値をもとに、求めるリターンを得ることにほかなりません。その際、自分の都合ばかりを押し付けるのではなく、相手がほしいものを用意し、両者の納得がいく形で交換が成立すれば、お互いに得をする「WinWin」の関係を築くことができます。
本書は、独自のビジュアル解説が中心になっており、文字中心のテキストを読むのは億劫だけれど、
「マーケティング」のことについて、もっと手軽にについて知りたい。それも上辺だけの理解ではなく、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。
内容説明
マーケティングの基本と企業の戦略がよくわかる!「顧客」に刺さる戦術の手法がわかる!ブランドマーケティングの第一人者が伝授!
目次
第1章 まずはこれだけ押さえよう!マーケターの視点・キホンのキ(マーケティングの舞台となる市場 その登場人物を紹介!;すべては市場にあり ほか)
第2章 日々の実践で心がけたい マーケティングの定石(マーケティングの流れとは;日常にあるマーケティング ほか)
第3章 先達に学べ!日本の有名マーケティング戦略7選(マーケティングとは「実践」の学問である;自社の特徴を最大限生かす経営コンセプト ほか)
第4章 時代の変化に適応する 最先端のマーケティングを学ぶ(現代マーケティングの2つのキーワード ブランドとデジタル;現代市場では「存在意義」が必要 ほか)
著者等紹介
阿久津聡[アクツサトシ]
一橋大学大学院経営管理研究科教授。一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院に留学し、経営工学修士と経営学博士を取得。一橋大学商学部専任講師、一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授などを経て、現職。日本マーケティング学会副会長。社外取締役や外部アドバイザー、研修講師として、これまでに多くの企業のマーケティングやブランディングを支援。現在、企業ブランドが象徴する経営理念によって従業員を動機づけ、健康増進までを目指す経営のあり方について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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