出版社内容情報
臨場感あふれるマンガとやさしく噛み砕いた解説で、今、世界で巻き起こる重大な問題が理解できます。臨場感あふれるマンガとやさしく噛み砕いた解説で、今、世界で巻き起こる重大な問題が理解できる。「なぜイギリスはポンドを使い続けているのか?」など、世界を揺るがす「なぜ?」を歴史から理解していきます。学生はもちろん、仕事を通し「世界史」の必要性に気づいた大人にこそ読んで欲しい内容です。教養として、ビジネスの上で役立つ、新しいタイプの「世界史」の本です。
浅野典夫[アサノノリオ]
内容説明
7つの「なぜ?」で歴史と今がすっきりつながる!大人の「教養力」を上げる世界史入門書。
目次
1 なぜイギリスはポンドを使い続けているのか?
2 アメリカは世界のリーダーとなれたのか?
3 なぜ中国はいくつもの領土問題を抱えているのか?
4 なぜイスラエルとパレスチナは争い続けているのか?
5 なぜヨーロッパで極右旋風が起きているのか?
6 なぜロシアは制裁覚悟でクリミア半島を併合したのか?
7 なぜソ連をはじめとする社会主義国家は崩壊したのか?
著者等紹介
浅野典夫[アサノノリオ]
大阪府立高等学校社会科教諭。名古屋大学文学部史学科卒業。同大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
15
己の世界史知識の欠如が改めて露呈してしまったよ。現代の国際問題の背景にある世界史を臨場感溢れる漫画を交え解説。世界史受験の学生なら知っている事ばかりだろう。but改めて現代の国際問題とリンクさせるという発想が素晴らしいね。ドイツ宰相ビスマルクの名言:「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」~真理だよな。「パレスチナ問題」の章は白眉。当時先進国はかなり悪辣だった。ここを抑えておかないと、今の「イスラム問題」は語れないのではないかな...2016/11/19
Shinchan
12
世界の歴史の大きな流れをつかむには、良い本だと思う。今の国際社会情勢を知るためにも世界史は重要!またその時代に日本がどのような立場に日本が置かれていたか。高校時代にそのような視点に立って客観的に教えてもらえれば歴史も好きになったかも???2017/05/03
にっぐ
5
私が旅行をする場合、カナダ、ニュージーランド、スイス等、自然が目当てで建築物や遺跡など、人工物には一切の興味が沸かない。「これは健全なことなのか?どうして俺はそうなんだ?」と自問した時、自分が歴史を知らないからだと気付いた(一応、歴史は学生の時に相当勉強したはずなのだが全部忘れている)。これは自分が歴史を再勉強するためのきっかけの一冊として購入したもので、そしてその狙いは見事に的中したといえる。初心者には十分分かりやすく、且つ興味を持てる構成と内容になっている。今は日本史の本を読書中。歴史って面白い!2018/06/16
redppm0131
5
今世界で起きている問題(中国の領土問題や、ロシアのクリミア併合、EU離脱問題など)が、どういう流れで起きているか流れに沿って漫画で分かりやすく描かれていて面白かった。解説も読みやすかったので、世界史をよく知らない自分には分かりやすく学べるものでした。2017/05/20
柊
3
どうでもいいけど、ビクトリア女王が可愛かった。2018/09/02