内容説明
2億5000万年前から1億年以上にわたり、大地を席巻した恐竜はどのような姿だったのか。全長35mに及ぶ巨大なもの、全身に羽毛があり、鳥のように敏捷だった小型のもの、群れをつくり子育てをしていたもの、現在の鳥の祖先となったものなど、最近の研究からさまざまな姿が明らかになってきている。最新の分類法と情報に基づき、リアルな復元画で恐竜の全貌を紹介する。
目次
第1章 「恐竜」新発見ダイジェスト
第2章 恐竜とはなにか
第3章 恐竜総登場
第4章 恐竜の歴史
第5章 恐竜研究最前線
第6章 世界恐竜発掘・研究史
著者等紹介
金子隆一[カネコリュウイチ]
1956年、兵庫県神戸市生まれ。サイエンスライター。中央大学卒。古生物学から宇宙科学、近未来技術など幅広いジャンルで活躍中。SF作品の科学的考察に関する著作もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
恐竜が来た!の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masami.T.
2
以前の職場を出る際に先輩に献上したので読了扱い。隕石衝突以外の恐竜絶滅の有力説として、マントルの活動激変説(表現は違ったが)が挙げられていた。ただし、やはり隕石衝突説と比べると、直接的原因である可能性は低いと思うし、本書でも前者の次のページに記載されていた。全体として全てのページにカラーの図があるため、とても読みやすかったと思う。2019/09/04
Attyaaaaan107
1
感動した2018/07/09
魑魅魍魎
1
恐竜に関する「入門書」を読み終えた後の,「ちょっと上」を目指す為の案内書.恐竜が好きだが,児童書ばかりで,学問としての,また一般向けの恐竜本が読みたい人にはうってつけ.割と最新の学説も紹介されており,子供の頃からの常識が覆されることも.恐竜好きはモチロン,かつての恐竜少年も必読の書.2011/04/15
たろ☆
0
見ているだけで楽しい。 でも掲載されているイラストの中には,「実際にはこんな姿勢ではなかったんだろうな」と思われるものもあるので,ちょっと残念。わずか3年前の2010年に出版された本だけど,すでに内容的に古い箇所も散見される。2013/09/14