内容説明
ワインの本当の魅力を知り、表現するために。これからの人も、途中でつまずいた人も必ずわかる!
目次
Intro くらべるワイン
1 ワインテイスティングの基礎
2 外観をながめる
3 香りを調べる
4 味わいをみる
5 知っておきたい品種
6 品種の原点地図と醸造法
7 ブラインドテイスティングの実践
著者等紹介
久保將[クボマサシ]
1957年生まれ。サントリー入社。福岡支店を経て、以後17年間にわたって、一流ホテル・レストランへのワイン営業一筋。現在、サントリーワインインターナショナル株式会社のシニア・スペシャリストとしてワインの啓蒙活動に携わっている。シニアワインアドバイザー資格の第一期生にしてシリアルナンバー1。ポルトガル投資・観光・貿易振興庁(ICEP)が実施するポートワインのコンテスト「94年度エンリケ航海王子ソムリエコンテスト」にて入賞の実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
28
テイスティングの基礎を一通り学べる。見やすい本で良い。2020/12/06
ふらこ
4
ワインのイメージを言語化するにあたって。本当にそういう味や香りがするわけじゃないんだけど。印象のイメージとして、それが連想されるっていうルールなんだなって。レモンだったら冷涼なイメージで黄桃だったら温暖なイメージだよねって。やっぱ、言われないとわからんよ、それ。こういう場合は、この単語が適切だよね。っていう用語集ですね、これは。ワインの表現における、概念的単語を手に入れた!って感じ。ソムリエさんはこのルールでしゃべっているんだろうから。こちらも単語の意味がわかっていれば、意思疎通しやすくなるんでしょうな。2021/10/24
たろーたん
1
ワインを口に入れた時、まずはアタック(佇まいや感触、インパクト、印象)を見る。続いて、甘味を押さえる。最初に甘かったことを確認できていれば、後から酸の影響を受けて辛口イメージに転じても、酸も強いという結論が導ける。ぼんやりしてるとただの辛口と誤認してしまう。赤ワインの場合は、さらに触感として渋みの強弱や滑らかさ、ざらつきを感じ取る。そして、ワインの構造が大きいか小さいかをボディという言葉を使って表現する。最後に、美味しさが持続する余韻の長さを確認する。すっと味わいが消えるか5秒以上持続するか。(続)2023/03/10
たなかか
0
ソムリエ試験用にわかりやすすぎる 模範解答編はドシロウトの私には神にみえた2016/04/17
ka2o(かつお)
0
内容がとても整理されていて読みやすい良本です。ワインの基礎を学びたい人にはおすすめです!2015/03/19