内容説明
一つの鍋で、いくつもの料理を仕込んだり肉をゆでるだけで、おまけおかずがいくつもできたり…。仕込み料理で、お弁当やおもてなしができる快感!半日部屋に置いておくだけで、野菜の味が劇的に変わる驚き!ゆでるだけで、拍子抜けするほど簡単になった魚料理!誰もが、無理なくおいしく食材を使いきれる料理巧者に!!!
目次
第1章 料理のすすめかた つなげかた(おまけ料理―料理は、ついでに作ればいい;一気料理―料理は、まとめて作ればいい;保温料理―料理は、ほうっておけばいい)
第2章 肉と魚の賢くおいしい調理術(肉や魚は、蒸し/ゆでがうまい;刺身のさくが、魚料理を広げる)
第3章 野菜の鮮度を落とさないすべ(野菜は、買ってきたままにしない)
第4章 乾物の理にかなった活用法(乾物は、デイリー食材である)
最終章 教えの総まとめ―これであなたも料理巧者
著者等紹介
魚柄仁之助[ウオツカジンノスケ]
伝説の食文化史研究家。1956年、福岡県生まれ。食文化史の研究をもとに、書籍や雑誌をはじめ、ラジオ、講演会などで、自らも実践する生活の中で役に立つ食の知恵、生きていくための食の技、考え方を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sweet november
13
奇をてらった料理ができるわけではないけれど、合理的ですぐにでもやってみたいと思わせることが書かれています。すぐに買い物に行けなくても、冷蔵庫と食品庫の乾物などで一品できてしまう安心感。野菜炒めに水戻しした高野豆腐を加えたら野菜からでた水分を高野豆腐が吸って、おいしくできました。2015/11/08
nizimasu
5
ウオツカさんのレシピ集はどちらかというと、文章主体が多かったのですが珍しく写真豊富でわかりやすい。いわゆる下ごしらえと言いますか常備菜の手順を親切に説明していて、和食ながらかなりの手抜きができそう。忙しい向きにはたまらん本かもしれないです2014/04/30
ris3901
4
2014年初版ですが、肉や魚は蒸しゆでを勧められていたり、時代の先を行っていたのかなと思いました。別の著書にもある塩豚がやはり350㌘に150㌘の塩をして寝かせるとあり、塩辛すぎるのでは、と思いました。簡単にできる様に書かれていますが、蒸し器でご飯をたくついでに野菜を蒸すとか、買ってきた野菜はすぐ切って干すとか、それなりに手はかかるなという印象でした。2022/05/04
チョビ
1
下ごしらえと展開料理というやりかたは既存のレシピ集と一緒。その辺が面倒臭くない方向け。また、副菜だらけの生活をしている方にもいいかも。お弁当を作りたいけど面倒臭いという方にもいいかな?2015/02/17
しまめじ
0
この人の料理本は基本乾物利用方法が斬新かつ伝統的なのが面白く、都会的すぎなくて今の自分の環境には一番実用的だと思っています。今回は肉を塩漬け、野菜の一夜干し、乾物の戻しストックなど、いろいろな技術を組み合わせて作るのが楽しいですね。それだけの技術で一冊じゃないのでホントに使いやすい本だと思います。椎茸戻しストックは秋冬は便利ですもんねー。2014/04/23




