内容説明
進行がんになる前の早期発見がなにより大切。がん治療の実際と自ら胃切除を体験した著者が書いた、がんに勝つための必読書。
目次
第1部 胃がん(胃がんになる人、治る人の基準;胃がんの症状と検査;胃がんの手術と治療;胃がん手術のあとで)
第2部 大腸がん(大腸がん―その症状と予防;大腸がんの検査と手術)
著者等紹介
三浦健[ミウラツヨシ]
昭和5年広島生まれ。昭和29年、東大医学部卒業、同第二外科で研究、診療に従事、昭和38年から3年間ハーバード大学に留学。昭和50年から半蔵門病院外科部長、平成2年三浦病院院長。この間、東大医学部講師(非常勤)、埼玉医大総合医療センター講師(非常勤)などを兼務する。消化器外科の権威として、最近30年間の手術例は約6,000例にのぼる。特に胃がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がんの手術療法と抗がん剤の化学療法の分野で高い評価を得ている
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感想・レビュー
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月讀命
56
今日、大腸の内視鏡検査を行った。先日の検便で潜血があり、大腸ポリープの疑いで今日に及んだ訳だが、医者任せにしておけず、ついこういう本を読んでしまうのは悪い癖である。この本は、胃癌と大腸癌の症状と予防、検査方法、手術、治療についての基礎知識を教えてくれる。食生活の欧米化が原因で大腸癌は増加傾向にあり、予防として肉食を少なくし、繊維質の野菜中心の食生活をする事が重要であり、便秘は避ける様にする。昭和の食生活を心懸けなければ・・カメラをグリグリ肛門に入れられ、20分位の検査でポリープは、1つもありませんでした。2013/08/05