内容説明
南アフリカW杯を含む厳選したDATAを基に現代サッカーを徹底分析。
目次
序章 現代サッカーのトレンドと日本の現在地
第1章 南アフリカ・ワールドカップ総括
第2章 南アフリカ・ワールドカップから見る世界基準
第3章 育成年代の強化プログラムの見直し
第4章 世界基準のサッカー選手の本質と真相
第5章 2014ブラジルW杯に向けた代表強化の指針
終章 日本代表の現状と今後
著者等紹介
山本昌邦[ヤマモトマサクニ]
1958年4月4日生まれ、静岡県沼津市出身。1977年日本大学三島高等学校卒業、81年国士舘大学卒業。77年日本ユース代表選出、アジアユース選手権出場。80年日本代表、ワールドカップ(スペイン)アジア地区予選出場。81年ヤマハ発動機株式会社サッカー部入部。82年日本サッカーリーグ2部優勝。83年天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝。95年から指導者として活動開始。95年ワールドユース(U‐20)選手権ベスト8。同年、日本五輪代表コーチに就任
戸塚啓[トツカケイ]
1968年、神奈川県生まれ。サッカー専門誌記者を経て、フランスワールドカップ後の98年秋からフリーに。ワールドカップは4大会連続で取材。日本代表のAマッチは91年から取材し、2000年3月からは全試合連続で取材中。02年より大宮アルディージャ公式ライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サッカー書籍専門店
3
議論が弱いうえにデータを自分都合で使い過ぎ。著者が避難を怖れずに言うならばと述べてるので少し指摘。例えば、データ不足の部分。コンフェデのスペインvsアメリカについて米国の守備に対していかに西班牙がアタッキングサードに入れていないかを証明するならば必要なヒートマップ数値はその一戦の2カ国のデータの比較より普段のスペインとその試合のデータとを比較すべき。普段はこれ位入れるのに対しこの試合は入れていないなど。もしこれが大学のリサーチペーパーならデータが不足と指摘されるだろう。このように疑問に思う所が多過ぎる。2014/04/10
yas miki
2
カタールワールドカップ前に振り返りの意味で再読です。データによる分析は、限られた対象試合のデータ、且つ10年前の戦術的視点なので、説得力に欠ける印象です。しかし本書の後半部分に書かれている根底にある考え方や育成方針は色褪せることのない真理だと思います。また、『何を言うのか?よりも誰が言うのか?の方が大事』という言葉を思い出しました。2022/10/26
Yoshie S
2
育成のあたりにかなりや共感 トップと連動できるようになれば…!2013/01/22
ホリエンテス
2
簡単ながら世界サッカーの戦術のトレンド解説も。世界とのデータ比較も面白かった。日本がいかにぶつ切りのプレーをしているか。Jリーグもすぐにプレーを止め無いようにすべきだし、止められる前提のプレーをする選手が減ってくれればよりスリリングな試合が観れると思うけどなぁ。2012/06/27
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