- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 短編集・アンソロジー
出版社内容情報
ここは、とある町のはずれにあるちょっと不思議な古本屋。
あなたが読みたいと思う本が、きっと見つかります──。
1話10分で完結するアンソロジーシリーズがスタート!
第1弾は、身の毛もよだつ「恐怖」のお話。
・夏休みも終わろうとするある日、子ども会のイベントで行われたお寺での百物語。
子どもたちの中に混ざっていたのは、いったい……?
・家族みんなで都会から空気のいい田舎に引っ越し、
心機一転暮らしはじめたぼくに、次々と襲いかかる悲劇……!
・その「悲鳴」を3回聞くと呪われるという「姫井橋」。
まさか、ただの噂だと思っていたら……!?
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適!
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
16
新星出版社の本なのでどれほどのものか読んでみたが、なかなかやるじゃん!怖いかと言われれば、怖いもの嫌いな私が読めるくらいなのでタイトルに偽りありかもね(笑) 救いがないのもあるけど、ダムに沈んでしまう村の話はなんかグッときた。4年生くらいから〈2023〉2023/06/03
イカまりこ
8
9編入ったホラーアンソロジー。怖さの中に優しさ、驚き、悪意、理不尽などいろんな要素があって、どれも面白かった。特に好きなのは松井ララ「本にはさまれた約束」と七ツ樹七香「キミへの警告」。どちらも正体が何かはすぐに気づくと思う。気づいてないのは主人公だけw 約束したこと、やっちゃいけないこと、ルールを破った後に起こる恐怖体験。でもただ怖いだけじゃなく恩情もあるので反省に繋がるかと。自分じゃどうにもできない理不尽系のホラーがやっぱり苦手かも。今回でいうと「にんじん」。無謀でも一応、怪異とは戦ってみたいからw2023/07/21