- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 短編集・アンソロジー
出版社内容情報
ミステリー好きの車六先生のクラスメイトたちが、毎週金曜日のホームルームで、自分やだれかが体験したミステリーを紹介し、それぞれが推理しみんなでその謎を解く。
【解決編】を読む前に、ぜひ自分なりの推理を立ててみてほしい。
注意深くお話を読み込むことで、読解力や推察力を養うことができるはずだ。ヒントはすべてこの中にある!
1話10分で完結。全9話収載。
内容説明
金曜日、帰りのホームルームで配られるのは珠玉のミステリー。きみにこの謎が解けるか―。1話10分で完結だからどこから読んでもおもしろい!小学3年生以上の漢字にはふりがな付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
42
9編のうち5編までが暗号ミステリ。古典ミステリの時代なら普通にあったかもしれないが、暗号技術が発達しすぎて、現代ではミステリとして扱いづらいジャンルだと思う。児童文学にこそ、生き生きと使える場を見出したという気がする。作者の中で既読なのは緑川聖司さん。あとは初めて? かな。ミステリの部分以外に、今の小学生の日常生活がよく表れていると思う。2冊めなので、欲をいえばクイズ的な形式ではなく、「ホームルーム」という枠物語を生かして、ホームルームの時間の中で、クラス全員で解決していくという話があってもいいと感じた。2023/05/24
T.MASA
0
子ども向けの話ですが、短編の謎解きは面白い。息子も面白い、という感想でした。2024/04/27