内容説明
蜃気楼、立山連峰、黒部峡谷、越中売薬、五箇山合掌集落から、ホタルイカ、雷鳥、ます寿し、チューリップ、おわら風の盆まで。神秘の海、天空の楽園。越中富山は「天然の円形劇場」だ。
目次
第1章 富山県ってどんなとこ?第2章 自然編
第3章 歴史編
第4章 人物・文学編
第5章 考古・史跡編
第6章 民俗・宗教編
第7章 文化・産業編
著者等紹介
竹島慎二[タケシマシンジ]
1951年、富山県生まれ。武蔵大学人文学部日本文化学科卒業。県立高校教諭・校長を経て、富山県民生涯学習カレッジ学習専門員、富山近代史研究会会長、越中史壇会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やいっち
52
各章とも2頁から3頁の短文で綴られた富山探訪。再読。前に読んだ『富山散歩』が情報量が豊富だが、それぞれの項目は短い。本書はやや敷衍されている。カフェで、車中で気軽に読むのにいい。いろいろ教えられた。2020/04/21
Akihiro Nishio
23
来週、金沢出張のついでに富山に寄るので予習。富山の文化的中心が高岡に、自然の見所が黒部に集中していることを知る。イタイイタイ病は大正時代から問題になっていたのに、昭和46年に裁判の結果が出たというのは酷い話ではないか。加賀藩の異常なほどの高岡優遇が印象に残った。富山のことがそれなりにわかる本ではあったが、郷土史の教科書の様な印象が強い。特に富山で活躍したわけでもない富山で生まれた東京帝国大出身の人物紹介は無駄ではないか。現代に生きる富山県民が見えてくるような切り口がもっと多いと楽しめると思うのだが・・。2017/07/18
たけわきさん
2
どこかで聞いたことのある富山の歴史の一断面を、読者目線で分かりやすく説明してある。思わずヘェ〜を連発してしまった。2013/05/19
陸
0
知っていることも、一歩踏み込んで書かれていてどれも面白い。古代史あたりも遺跡が豊富だと知らなかったから、今度回ってみたい。2013/08/25
まっちけん
0
ここ数年何度か富山を訪れ、今この本を読み、また来月富山を旅する予定。これ以上ないタイミングで読めたな、と自己満足。 富山のこと何も知らないで読むと、情報量が多すぎてつらいかもね…とかえらそうに言ってみせつつ、僕自身富山のことをわりと知ってる気でいたけどそうでもないことを痛感させてくれた一冊。 内容は広く浅くで、各スポットの住所やアクセスが載ってる。「詳しくは現地で」ってことね(笑) 【自分用メモ】 130804 栄松堂蒲田 130819~212013/08/21
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