内容説明
「日本神話発祥」、伊東四十八城、エコパークから、原(ハル)、石井十次、『後狩詞記』、冷汁、神楽まで。南国「日向」は神話のふるさと。大らかで明るく、優しい「宮崎学」。
目次
第1章 宮崎県ってどんなとこ?
第2章 「ハル」で切り取る宮崎の地誌・歴史編
第3章 神話編
第4章 古代・中世の歴史編
第5章 近世・近代の歴史編
第6章 人物編
第7章 信仰・民俗編
第8章 自然・災害編
著者等紹介
永井哲雄[ナガイテツオ]
1934年、宮崎県生まれ。1957年、熊本大学法文学部史学科国史学専攻卒業。県立高等学校教諭を経て、1984年、宮崎県総務部県史編さん室主幹。1988年、同室長。1994年、同総務部参事。1995年、同退職、同総務部県史編さん室顧問。2003年より宮崎県文書センター主席運営嘱託員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hazekinman
4
宮崎人必読の書。折に触れて読み返したい一冊。歴史、文化、人物、風土を大まかに把握するのに最適か。そこのあんたもよまんといかんがねー。2013/06/20
いきぼー
2
普段は余り読まないタイプの本だけど、書店で何となく惹かれて読んでみました。 地元の歴史って意外に深かったんだなぁ。とか、平和で肥沃な大地と思っていたけど、意外に血生臭い事もあったんだなぁとか、住んでる人も知らないような話ばかりで、楽しく読めました。2016/04/28
嫁宮 悠
1
「郷土を語れずして、世界を知ることはできない」という、個人的な思想があるので、読んでみました。今のところ世界を知る予定はありませんが。県民ならお馴染みの話題から、初耳の話題まで、郷土愛の深まる一冊。印象的だったのは「可愛いは正義」を体現したコノハナサクヤヒメの神話。それから宮崎出身の偉人のお話でしょうか。安井息軒の高い志に感銘を受け、石井十次の慈悲深さに心洗われ、若山牧水の望郷の願いに共感する。昔の人たちの苦労があったからこそ、今があるってことですね。2015/09/24
ringwood4401
0
宮崎県の基本ワードを知るためには良いかもしれないが、一つ一つの説明が繋がりがなく、とても読み続けるのが苦しい一冊。 おすすめしません。2016/08/10