出版社内容情報
聖母子画、壁画、素描画、神話画、肖像画と数多くの傑作を残し、37歳の若さでこの世を去ったラファエロ。ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶルネッサンスの巨匠の傑作100点余りを収録した、決定版ビジュアル書。
内容説明
ルネッサンスの人々が理想とした美のカノン。聖母子画、大構図壁画、素描画、神話画、肖像画。後の画家たちの崇拝対象となった天才画家の傑作を完全収録。
目次
1 若き日の絵画
2 花開くフィレンツェ時代
3 理想と革新を求めたローマ時代
4 神聖なる都ヴァチカンの連作大壁画
5 素描画家としてのラファエロ
ラファエロとその時代―ルネサンスの申し子
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
美術史家。広島生まれ。東京芸術大学・同大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
30
図書館本。ラファエロの作品をじっくり楽しめる一冊。もう少し解説があっても良かったが、それは他の本で読むことにしよう。ラファエロは誕生日に亡くなり、更にその日が聖金曜日だったそうだ。死の前年の自画像とアテネの学堂の自画像との違いについて解説されていたが、確かに比べるとやつれているように見える。2023/09/10
みぃな
10
ラファエロが亡くなってルネッサンスが終わったとは知らなかった。誕生日に亡くなったことも。2017/08/06
木佐
7
好みかどうかと考えると、特別好みではなかったりするのだけれども思わず手に取って眺めたくなる不思議な魅力の画家だと思います。ほんの少し、だけれども要点はしっかり押さえられているラファエロの解説のほかはほとんど作品を鑑賞する頁でした。いくつかは拡大されたものがありましたがほとんどは全貌を鑑賞できるように収録されていました。掲載作品も豊富で印刷もなかなか綺麗ですし見ごたえある1冊でした。2013/04/08
ふじこ
3
ラファエロの作品が全てかどうかは分かりませんがたくさん掲載されています。解説が全くないので少しでも解説があれば良かった。2018/03/16
うみ
2
近い未来にいつか行く『ラファエロ展』の予習。デッサンと実際の絵を比べてみるのがおもしろかったな。絵を描く以外のラファエロの仕事についてもっと知りたい。2013/03/14