内容説明
讃岐うどん、こんぴらさん、栗林公園から、弘法大師空海、オリーブ、『二十四の瞳』まで、讃岐の魅力発見の旅。
目次
第1章 香川県ってどんなとこ?
第2章 歴史編
第3章 人物編
第4章 考古・史跡編
第5章 民俗・宗教編
第6章 地理・自然編
第7章 産業・文化編
著者等紹介
木原溥幸[キハラヒロユキ]
1939年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程中途退学。現在、香川大学名誉教授、香川歴史学会顧問、地方史研究協議会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Gummo
6
新人物文庫「謎解き散歩シリーズ」の香川県版。香川の特性、歴史、人物、地理、文化などの案内書。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介された八朔の団子馬も出てきます。ジモティーながら知らないことも多く勉強になりました。なかでも、歴史が好きなので歴史関係の記事は特に興味深く読みました。「黄門さまの実兄松平頼重が分家とされたのはなぜ?」とか「香川県はいつできたか?」とか。一つの項目につき数ページでまとめられていて読みやすいです。ちなみに、うどんは少ししか出てきません(笑)。2012/12/14
Humbaba
6
香川県と言えば,まずさぬきうどんが想像される.それは確かに間違っていないが,香川は何もうどんだけの県ではない.歴史を見ていけば,より深く知りたくなるようなことがいくつもある.2012/11/06
ドイツ語勉強中
3
「うどん、それはわたくしのDNA」(叶恭子さん風に)。源平合戦のあった屋島、金比羅歌舞伎、近年では若手芸術家の支援にも注力。東京都に次いで富裕層が多く、日本一巨乳。それも香川県。ぜひ行ってみまい(おいで下さいませ)。2015/01/07
ヤマセミ
2
小さな西のうどん王国くらいの認識しかなかった香川県だが、予想外のスケールの自然、人物、歴史等いろいろで、何やら爽やかな読後感。著者が23名もいて、それぞれのとっておきのネタが披露されているので、小さな本の割りに深い内容だ。固有名詞に全部ふりがながあるのも有り難い。謎解き散歩シリーズたくさんあるので、他も読んでみたくなった。2016/01/25
えいた5
1
日本一小さい県だが、京の都、大阪に近く昔から人的交流があり、歴史にも深みがある。うどん県と称するほど日本一うどんが好きな県民であり、また、日本仏教界の巨星「空海」の出身地でもあり、全国の金刀比羅神社の本宮もある。2015/07/24