内容説明
天才画家が残したメッセージ、美術史の流れを変えたあの技法、繰り返されるポーズ―。知っているようで知らない、名画の条件。
目次
西洋絵画篇(ルネサンスの時代―15~16世紀;バロックの時代―17~18世紀;変革の時代―19~20世紀)
日本絵画篇(平安~桃山時代―12~16世紀;江戸時代―17~19世紀)
著者等紹介
佐藤晃子[サトウアキコ]
ライター。愛知県出身。日本、西洋の芸術、絵画をわかりやすく紹介する美術史の著書を多数執筆する。明治学院大学文学部芸術学科卒業、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了。美術史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
39
名画の鑑賞の仕方が、代表作の絵と共に年代別に解説されている。ウラ話も興味深かった。なんとなくこの画家やこの作品は知っている程度の私にもわかりやすい。伊藤若冲の『南天雄鶏図』の南天の葉がよく見ると、丸いしみのある病葉として描かれている。解説されないと気づかなかった独自の書き方など、初心者にはこういう発見も面白かった。【月イチ@芸術週間】2017/03/23
ごへいもち
30
一枚ずつ絵の見所が説明されていて、なるほどなぁ2013/03/31
fu
25
西洋絵画と日本美術の名画を一冊で時代ごとに解説。時代の流れが把握できる点が秀逸。絵画のページはQ&A形式になっており、まず絵を見て自分で答えを考えてから解説を読み理解を深められる。絵画の解説、画家の人物像等コンパクトながら、わかりやすくまとまっている。2015/10/02
しゅわ
24
【図書館】昔から絵が好きなわりには専門知識が無くて「自分が良いと思えば良い!」と超自己流に絵を楽しんでいる私ですが…生活習慣や聖書の物語、そして宗教の約束事など…絵を楽しむために知っていた方が良いベースというのは確実にあるなぁ~と実感中。そんな絵画鑑賞の初心者向けに「目のつけドコロ」やポーズや小物の意味などを丁寧に解説した本書。ひとつの絵に6ページづつというスタイルで、こぼえれ話なども紹介し、飽きずにサラッと読める一冊。日本美術も各時代の代表的なものが載っていてよかったです。入門編として最適だと思います。2013/08/20
ざるめ
17
名画って見ているだけで「ステキ!(゜▽゜*)」と思うけれど、背景がわかると更に楽しい♪すぐに忘れちゃうんだけどね~(^^;)この本は西洋絵画だけでなく、日本絵画も同時に楽しめるのがイイ(^^)b2020/03/08