内容説明
千葉の魅力の一つは、なんといっても海。伊勢エビからクジラ！まで、海の恵みを堪能できる。釣りやサーフィンのポイントが多いのも、人をひきつける大きな要因といっていい。もちろん海のほかにも誇れるものはある。サッカーなら、柏レイソルとジェフユナイテッド市原・千葉のＪリーグ２チーム。プロ野球なら、ファンを大切にすることで知られる千葉ロッテマリーンズが君臨する。新しいものと自然や伝統がうまく共存するのが千葉。そんな千葉へ散歩に出かけませんか。
目次
第１章 千葉県ってどんなとこ？
第２章 歴史・一般編
第３章 人物・産業編
第４章 地理・考古編
第５章 宗教・民俗編
第６章 生物編
番外編 房総の不思議伝説
著者等紹介
森田保［モリタタモツ］
１９３２年千葉県生まれ。千葉県立美術館副館長、千葉県立中央図書館副館長などを経て、和洋女子大学、江戸川女子短期大学講師を歴任。現在、船橋市文化財審議委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
59
タイトルとはかなり雰囲気が違う本です。謎解きといっても、これが謎なのか？と思うほど。カバーに載っているキャラクターの説明はどこ？主に歴史的な内容が多かったです。書いた方々の年齢が高めだからなのか？古代から江戸川時代までの様々な地名や風習などが書いてあるせいか、難しい漢字ばかり。フリガナが振っていないためになんと読むのかまず分からない。かなり不親切ではないかな？という感じを受けました。民族学、歴史が好きな人には良いかもしれませんが。もう少し一つの話題に話を盛り込んであれば良かったのになあ。2015/06/12
月讀命
57
新人物往来社文庫の謎解き散歩シリーズは、各県毎に出版されているらしいが、書店には近県のものしか並べられていない。地域住民と全く縁もゆかりもなさそうな徳島や福井に興味は無いのは当然であり、まして大阪の御堂筋を散歩する筈も無いので購入する必要は皆無である。書店は売れる筈の無い商品は発注しない為、他県の『謎解き散歩』を見つける事は困難だ。地域住民が自分達の住む都道府県について知る事は重要であり郷土愛を養うには最適である。現代版の「風土記」であるといっても過言ではないだろう。休日は早起きして散歩に出かけませんか？2013/02/16
takaC
40
床屋で読んだ。「謎解き」と言うほどの情報はなかったけど、千葉県民で土地鑑がある人ならまあまあ楽しめるかな。2013/04/13
saga
30
意外に知っていることが少なかった千葉県の歴史や伝承。千葉県に住む身としては実際に訪れてみたい場所が多かった。執筆者は殆どが県内各市の文化財審議委員経験を持つ学識経験者。なのだが、一つのテーマに割ける紙数が足りないせいか説明不足感が否めない。特に「七天皇塚の祟り」は枝葉の話が多く、個人の感想に終始していてまとまりなし。本文の執筆者は後にも先にもこれだけ……って、原稿依頼したものの文が酷く、一話だけでお断りしたのではないかと穿った見方をしたくなる。2015/03/24
mimm
7
千葉の魅力案内の、コンパクトにまとまった一冊。まとめすぎてて物足りないとか、コトバが難しいよ、とか思ってしまった私は、そこそこ程度の楽しみをいただいた感じ？これを読む前に、古い房総の話をまとめた本を読んでいたので、おさらい的な意味で。個人的には不思議編が一番面白かったです。あと番外編の、出身有名人（笑2014/04/23
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