出版社内容情報
戦国最強との呼び声も高い信玄は果たしてどんな人だったのだろう? 信玄の人となりから親族、家臣団、そして当時のライバルたちからみた信玄の姿まで……。武田信玄フリークにぜひお勧めしたい一冊です。
内容説明
「軍神」上杉謙信と互角に渡り合い、「魔王」織田信長を恐れさせ、「神君」徳川家康を死の直前まで追い詰めた男―。後世に語り継がれる信玄の活躍ぶりは、まさに「戦国の巨人」と呼ぶにふさわしい。しかし、実際の信玄は果たして伝説が語るような人物だったのか?本書では残された文書や逸話、史跡などから信玄という人間の本当の姿を解き明かそうと試みている。ふるさと山梨をはじめ、「甲斐の虎」が残した足跡をたどりながら、数々の信玄伝説の真相をもとめて訪ね歩く。
目次
第1章 武田信玄編(武田信玄の誕生の地はどこ?;信玄の画像はどれが実像? ほか)
第2章 武田一族編(「武田」という姓はどこで起こったのか?;なぜ甲府の地が武田氏の本拠に選ばれたのか? ほか)
第3章 武田二十四将・家臣編(武田二十四将は本当に実在したのか?;武田家臣の偏諱にはなぜ「信」「昌」「虎」が多い? ほか)
第4章 ゆかりの神社・仏閣、史跡、祭り編(信玄堤はそのあたりに造られた堤防の総称だった!?;軍用道路の「棒道」は本当にあったのか? ほか)
第5章 上杉、今川、北条から見た武田家(信玄は謙信をどう評価していたのか?;川中島の戦いはなぜ終わったのか? ほか)
著者等紹介
萩原三雄[ハギハラミツオ]
1947年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。現在、帝京大学文化財研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みむら しんじ