新人物文庫<br> 武田信玄謎解き散歩

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新人物文庫
武田信玄謎解き散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046004260
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦国最強との呼び声も高い信玄は果たしてどんな人だったのだろう? 信玄の人となりから親族、家臣団、そして当時のライバルたちからみた信玄の姿まで……。武田信玄フリークにぜひお勧めしたい一冊です。

内容説明

「軍神」上杉謙信と互角に渡り合い、「魔王」織田信長を恐れさせ、「神君」徳川家康を死の直前まで追い詰めた男―。後世に語り継がれる信玄の活躍ぶりは、まさに「戦国の巨人」と呼ぶにふさわしい。しかし、実際の信玄は果たして伝説が語るような人物だったのか?本書では残された文書や逸話、史跡などから信玄という人間の本当の姿を解き明かそうと試みている。ふるさと山梨をはじめ、「甲斐の虎」が残した足跡をたどりながら、数々の信玄伝説の真相をもとめて訪ね歩く。

目次

第1章 武田信玄編(武田信玄の誕生の地はどこ?;信玄の画像はどれが実像? ほか)
第2章 武田一族編(「武田」という姓はどこで起こったのか?;なぜ甲府の地が武田氏の本拠に選ばれたのか? ほか)
第3章 武田二十四将・家臣編(武田二十四将は本当に実在したのか?;武田家臣の偏諱にはなぜ「信」「昌」「虎」が多い? ほか)
第4章 ゆかりの神社・仏閣、史跡、祭り編(信玄堤はそのあたりに造られた堤防の総称だった!?;軍用道路の「棒道」は本当にあったのか? ほか)
第5章 上杉、今川、北条から見た武田家(信玄は謙信をどう評価していたのか?;川中島の戦いはなぜ終わったのか? ほか)

著者等紹介

萩原三雄[ハギハラミツオ]
1947年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。現在、帝京大学文化財研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

6
信玄の幼名は勝千代?か太郎か?幼名は勝千代元服して晴信、仮名が太郎だった。山本勘助は新資料により山本菅助と同一人物で対上杉戦の作戦立案に関与し北信濃国衆と武田の繋ぎ役を務めていた。三条夫人は武田家の外交に影響を与え、妻の中では一番子宝に恵まれた人だった。武田家臣の偏諱では譜代や国衆の嫡男は信、次男以下は昌、虎、縄で特に重要な人物に昌の字が多い。武田家の歴史では内紛が多かった為に信玄は一族を重要しなかった。例外は穴山梅雪と母親が同じ信繁と信廉だけ。子供の事はかなり気にかけていた。読んで良かった。2016/11/19

みむら しんじ

0
武田信玄と武田家の歴史とそれにまつわる旧所名跡を歴史解説と共に読み解く一冊。テーマを章ごとに簡潔にまとめているので短時間ごとに各章を追っていける。奇しくも武田信玄が亡くなる年齢と同じ歳で彼の生涯を追うことになった。戦国時代とは領地を拡げ、守り、同盟として命を落とすという明日もわからない我が身に気の休まることなど無かったことがよく分かる。甲斐、駿府、相模に信濃。三河の家康に美濃の信長。有名な謙信との戦いも含め、戦国時代歴史上頂点でもある信玄の時代の名所まわりは楽しい。2015/06/04

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