内容説明
老いて輝く人生もある!金子みすゞ、与謝野晶子、竹久夢二、勝海舟…あの人は、晩年をいかに生き、死に臨んだか―。
目次
江戸(水戸光圀(73歳)水戸藩主―穏やかな余生と謎の手討ち事件
柳生宗矩(76歳)大名・剣豪―家光の心づかいに涙した将軍家兵法師範 ほか)
幕末(鳥居耀蔵(78歳)幕臣―二十三年の幽閉生活でも変わらぬ洋風嫌い
勝海舟(77歳)幕臣・政治家―新しい世を精力的に生きた「英雄」 ほか)
明治(木戸孝允(45歳)政治家―急速に輝きを失った維新三傑の一角
桂太郎(66歳)政治家―臨終の床で果たされた娘たちとの対面 ほか)
大正・昭和(原敬(66歳)政治家―「辞職」にふみきれず、テロに倒れた
犬養毅(78歳)政治家―軍部への強硬姿勢が招いた五・一五事件の悲劇 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
42
それぞれの生き方や、死に方があり、有名人と言っても我々庶民とそんなに変わらないのかな。2020/12/27
スパゴー
5
歴史に名を残す偉人達の功績は知っていても、なるほど…晩年をどう過ごしたかは意外と知らなかった。歴史はちんぷんかんぷんですが、興味深く読めました。2015/06/22
maito/まいと
1
日本の歴史有名人の意外に知られていない最期に焦点を当てた1冊。古代から現代まで、歴史に名を残した人たちは幸せな生涯だったのか?読むと、安らかに息を引き取ったのはほんのわずか。我々はその人が活躍した全盛期だけではなく、その最期まで見届けなくてはならないのかもしれない。2011/08/02
-
- 和書
- 金に何が起きているのか