出版社内容情報
気負わず、気楽に、かんたんに。
神話の時代から実在の天皇の時代まで、すいすい読めるへんてこワールド!
目次
第1章 古事記(夫婦神イザナキとイザナミ、地上に現る;黄泉国での悲しい別れののちに生まれた子どもたち;弟スサノオに怒った姉アマテラス、天岩屋にこもる;高天原を追放されたスサノオ、ヤマタノオロチを退治;オオクニヌシ、稲羽の素兎を助ける ほか)
第2章 日本書紀(神代記上;神代記下;初代天皇・神武、東の美しい土地を目指す;崇神天皇にみずからを祭らせた大物主神;景行天皇、九州と東国を支配する ほか)
著者等紹介
森村宗冬[モリムラムネフユ]
1963年、長野県生まれ。大東文化大学中国文学科卒業。高校教師を経て執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
13
かなり分かりやすい。ザクッと知るのに便利。ただ、神々の名前が全部カタカナだったので、ヘトヘトになりましたね。2014/06/23
Chicken Book
5
日本の神話をざっと理解。これだけ個性豊かな神様を想像・創造してきたからこそ、今の日本ではどんな宗教でも面白ければ受け入れるし、一方で、ある宗教の厳格な一面には無頓着であるという、日本人の信教における二面性(多面性)があると思った。2021/09/16
tama-nyan
3
けっきょく登場人物の名前が外人以上に難しいのと血縁関係がワケわかんないのでどうやっても頭に入ってこん!2019/02/04
王蠱
2
ちょっち趣味兼勉強用に購入。本当に「入門本」と言う感じで基本的なことを分かりやすく解説してくれている一冊で分かりやすいのだけどある程度知識を前提として持っている人間としては目新しい知識は少なかったか。そういう意味では本当に「最低限のスタートライン」知識かね。改めて考えると世界中どこでも神っていうのは結構俗と言うか無茶するのが多いわなと。だからこそ神話にはその無茶っぷりが面白くて読み継がれてきたものも数多くあるわけだがww2014/11/10
ちー
2
出雲資料として読了。前半が古事記、後半が日本書紀を簡潔にまとめたもの。読了感としてはふーん…といったところか。前半の古事記で神話を、後半の日本書紀で天皇の系譜に重きを置いて説明していた。その為、後半では日本創成の神話は省略され、前半の古事記の神話との違いを明記するに留めた。あらすじ程度ではあるが古事記と日本書記の共通点、或いは違いがわかる本であった。図説ということで家系図や地図上の経路などが挿入されていた。最後が年表だけだったので 、最後に後書きかまとめなどが入っているとなお良かったか。2013/01/11