内容説明
日本仏教の母山が開山以来、一二〇〇年もの長きにわたって伝えてきた、本物の信仰のあり方とは?すべての天台僧が学ぶ修行場「行院」の最高責任者、行院院長がはじめて伝える仏道修行で大切なこと。
目次
第1章 仏道修行とはなにか?(人間学としての仏教;比叡山行院での課程;仏道修行の意義;仏道修行の根本は瞑想)
第2章 大乗仏教の道(大乗仏教の目指すもの;菩薩道;大乗仏教の考え方;菩薩とは;空の思想;天台の真理)
第3章 「身」「信」「心」について(「身」のない「自己」はありえない;「心」はどこにあるのか?;「信」とは行である;「心」と天台の教え;さまざまな心の形を理解する;慈雲尊者の「心」考)
特別収録 十万枚大護摩供直前の手記(葉上照澄大阿闍梨)
著者等紹介
横山照泰[ヨコヤマショウタイ]
昭和26年、福井県に生まれる。昭和51年に、中央大学法学部卒業。同年3月、比叡山の葉上照澄師に師事する。昭和54年、叡山学院専修科卒業。現在、延暦寺一山護心院住職。平成20年より比叡山行院院長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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