内容説明
切絵図と現況地図をオールカラーで比較。
目次
御曲輪内 大名小路絵図
麹町 永田町外桜田絵図
東都 番町大絵図
飯田橋駿河台 小川町絵図
日本橋北内神田両国浜町明細絵図
八町堀霊岸嶋 日本橋南之絵図
八町堀細見絵図
京橋南築地鉄炮洲絵図
芝口南西久保 愛宕下之図
芝三田二本榎 高輪辺絵図〔ほか〕
著者等紹介
佐々悦久[サッサヨシヒサ]
1950年生まれ、東京都出身。歴史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
38
「読む」というより「見る」。文庫本で持ち運びにはよいが老眼だと見にくい。どうしても知っているところを念入りに見てしまうので、まだ読み切ってはいない。古地図の次頁に現在の地図を被せた地図もあるのでわかりやすい。深川あたりを念入りに。2025/02/28
金吾
21
○読むというよりも参考にするという感じがします。時代小説の読んでいるときの地理的関係がよくわからないモヤモヤ感が払拭されるように感じます。コロナが治まればこの本を参考にしながら東京散歩をしてみたいと思いました。2021/08/06
おMP夫人
16
都内に住んでいて休日の散歩を趣味とする身としてはこういったものを1冊くらい欲しいな。と思っていたのですが、どれにしようか迷っているうちに現在に至り、ようやく手にしたこちらの本。オールカラー、主要スポットの解説、思ったより見やすい地図というのが好感触です。そしてなによりの決め手は、文庫サイズという事。やはり町歩きは身軽でありたいもの。それにこの大きさなら、電車やバスの中でも「あ、今この辺を走ってるんだ」と、気軽に開くこともできますし。この本は1回読んで終わりにせず、使い倒したいと思います。2012/11/21
おかめっち
8
文庫なので地図の小さい文字は見にくい(私の問題)のだけど、持ち歩くならいいサイズ。古地図の印刷をくっきり補正した本はないかな。 古地図、それと同じ場所の近年の地図、解説ありで面白かった。2023/11/17
asanosatonoko
6
好きな人にはたまらないであろう一冊。昔の大江戸地図と現在の東京の地図を照らし合わせ、旧跡の解説を加えてある。今に残る神社仏閣もあれば、なくなってしまった遺構のみが残るものもある。時代小説をよく読む人は脇に置いておくのもいいかも。2015/06/28