内容説明
熊野・鎌倉・京都。信・不信を選ばず、浄・不浄を嫌わず、一心に念仏流布を願った「捨聖」の一生。
目次
プロローグ 遊行聖・一遍の系譜
第1章 出家・還俗・修行―俗塵にまじわりて恩愛をかえりみる
第2章 熊野への参篭―恩愛を捨てて念仏に生きる
第3章 悟りの境地―衣食住の三は三悪道なり
第4章 布教の深化―虐げられし者にこそ神仏の恩寵あれ
第5章 踊り念仏の創始―捨つる心を捨つる、経文も
エピローグ その後の時宗
資料編
著者等紹介
井上宏生[イノウエヒロオ]
1947年、佐賀県生まれ。作家。スパイス・カレーの研究でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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