新人物文庫
軍談 秋山真之の日露戦争回顧録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404038098
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0121

内容説明

日露戦争で日本の勝利を決定づけた日本海海戦に連合艦隊の作戦参謀として活躍した秋山真之。名文家としても知られた秋山だが、海軍部内の雑誌寄稿文を集めた『軍談』以外、一般向きの著作はない。「戦機は…これを謀るは人にあり、これをなすは天にあり」―“奇跡的”な大勝利となった黄海海戦と日本海海戦を回想しつつ、その戦闘経過と勝因を簡潔、的確に総括している。ほかに昭和十年(一九三五)の日露戦争三十周年企画の大座談会「参戦二十提督日露大海戦を語る」「参戦二十将星日露大戦を語る」から、陸海の戦闘に従事した当時の参謀・将校の貴重な証言を採録。

目次

第1章 軍談―海軍少将秋山真之(黄海海戦の回想;日本海海戦の回想 ほか)
第2章 海軍(開戦以前の海軍の動静;開戦の大命は降る ほか)
第3章 陸軍(総司令部秘話;児玉源太郎大将の思い出 ほか)
第4章 ロシア(旅順攻防;日本海海戦)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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しばしば同時代に生きてその人となりを知りたいと思う人がいる。僕にとって、その一人が秋山真之である。本書は、日露戦役9年後の秋山の回顧談、秋山の支那人観についての小論、日露戦役30年後の参戦海軍将官、陸軍将官それぞれの座談会の記録である。本書にちりばめられている数々の証言が秋山の人となりを浮かび上がらせるところもあり、様々な映画やドラマで描かれる秋山の姿に得心がいく(特にNHKドラマ『坂の上の雲』)。2014/04/02

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