新人物文庫
ハプスブルク家の人々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404037688
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0122

内容説明

その700年王朝の歴史の闇に、妖しい光芒を放って消えた人々がいた…。「日の沈まぬ帝国」に脈々と流れるエピゴーネンたちの水銀伝説。

目次

ハプスブルク家の人々(ハプスブルク家のエピゴーネンたち―二つの博士論文との出合い;ルドルフ・フォン・ハプスブルク―ドイツ王になった貧乏伯爵;ルドルフ四世1―偽書の快走;ルドルフ四世2―ハプスブルク家の下唇;フリードリヒ三世―生き延びた昼行灯 ほか)
ハプスブルク家とその周辺(ハプスブルク家とその周辺を彩る十人の英雄;ハプスブルク家とその周辺を巡る謎の十大事件)

著者等紹介

菊池良生[キクチヨシオ]
1948年、茨城県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程に学ぶ。明治大学理工学部教授。専門はドイツ・オーストリア文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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4
欧州の歴史に於いて栄光あるハプスブルク家の人々でもいまいちだった人達がメインに据えられた黄金伝説ならぬ水銀伝説。光の射す所があれば影となる所も出て来るというのは道理であろうか。しかし時代によって影に生きることが宿命づけられた人物というのも存在しており、そういった人というのは別な意味で影であることに努力しなければならず、しかもある程度の能力を有しなければならないというのは何とも皮肉な話であると思う。 2019/04/03

てつこ

1
ハプスブルク家の亜流の人々に焦点を当てた一冊。ナポレオンに唆されメキシコ皇帝になったマクシミリアン大公の話が印象的だった。ハプスブルク家の歴史についてもっと知識があればより深く楽しめた気がする。参考文献が豊富なのが良い、色々読んでみようと思う。2018/04/08

小町

1
面白歴史本かと思いきや、エッセイに近い本でした。早く本題に入って欲しいのに、長々と枕が続くのはじれったかったですが、戦争や領土、法律しか書かれない真面目本では知り得ない逸話をたくさん知った。読んでる間に最後の皇太子が7/5に亡くなったのを知った。感慨深い。合掌。2011/07/13

実穂

1
徳川家は300年だからその倍以上続いた訳で、ハプスブルク家にはキャラの立った人物が多い。知ればしるほど興味がわきます。2010/04/12

アメ

1
滅多に取り上げられない人もとりあげられて面白い。ただ、エッセイだからかとは思うけど時代がバラバラで読みにくい。家系図か年表が欲しいかも。2010/03/30

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