目次
第1章 貸本屋一二三堂と昭和三〇年代
第2章 柴田錬三郎―花も実もある絵空事
第3章 五味康祐―剣豪が斬ったのは戦後思想
第4章 村上元三―名もなき庶民の歴史参画
第5章 角田喜久雄―伝奇ロマンへの招待状
第6章 富田常雄―『姿三四郎』だけではない
第7章 松本清張―『かげろう絵図』と『西海道談綺』の違い
第8章 井上靖―ロマンの香り高い恋愛小説
第9章 白川渥―明朗、清潔な学園もの
著者等紹介
菊池仁[キクチメグミ]
1944年横浜生まれ。明治大学文学部卒業。椎名誠、目黒考二らと「本の雑誌」の創刊にたずさわる。風俗小説・時代小説の書評を中心に、評論活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ken_sakura
9
私にとってはまとめて死んだ作家リストに入っている作家達が生きているかのようにワラワラと楽しかった♪( ´▽`)長く本を読む醍醐味は生きている作家と同じ空気を吸って、書かれた物語に好き勝手な感想を懐くことだと思っているので、羨ましい気持ちで読みました。幾つかの書名、作家名をメモした。いつか読みたい(^o^)/ちょっと正確であろうし過ぎなような、貸本屋全般を調べ過ぎなような気がしました。もっと著者と貸本屋の私的個別的な思い出話を読みたかった。おもしろ本棚の先生の本。2016/09/15
勉誠出版営業部
4
菊池仁さんの『ぼくらの時代には貸本屋があった』を読了。作家から見る貸本屋考という内容。作家への思い入れの部分は主観が強いですが、意外と貸本屋自体を扱った書籍は少ないように思いますので、出版史の一側面を見る意味で有用かと。2017/12/09
takao
3
ふむ2023/08/13
小音
2
戦後の大衆小説の流れが、著者の経験から語られています。特に時代小説好きな方、貸本をよく利用された年代の方には興味深い内容になっていると思います。とても読みやすい文章でした。2009/04/04
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- 和書
- トロイアの女たち