内容説明
保元元年(一一五六)から二百年間にわたる戦乱を描いた死者鎮魂の書。
目次
「武者の世」の始まり(保元・平治の乱;西行讃岐の旅―崇徳院鎮魂;『平家物語』と鎮魂;平氏一門の女性たち;都びとの見た義経)
承久の乱~モンゴル襲来(後鳥羽上皇と承久の乱;宗尊親王追放―得宗邸の機密会議;モンゴル襲来)
『太平記』の時代(鎌倉炎上;湊川合戦と正成の死;後醍醐天皇側近の公家衆;後醍醐天皇の死と怨霊;高師直の生涯)
著者等紹介
樋口州男[ヒグチクニオ]
1945年生まれ。山口県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。現在、専修大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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