聖徳太子に祈る―消された一族の女たち

聖徳太子に祈る―消された一族の女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404034755
  • NDC分類 188.215
  • Cコード C0021

内容説明

「蘇我氏の血」と「物部氏の影」が色濃く流れていた聖徳太子を供養するため元明・元正の女帝と橘三千代の助力で、現法隆寺は完成した。梅原猛『隠された十字架』説への提言。

目次

第1章 『隠された十字架』の時代
第2章 法隆寺を完成させた女
第3章 秘めたる絆・蘇我氏
第4章 敗れし者の後継者たち
第5章 埋もれた勝利者
第6章 橘三千代の娘・孫・玄孫
第7章 『隠された十字架』の終わり

著者等紹介

米陀黎子[ヨネダレイコ]
1946年生まれ。東京学芸大学教育心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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シンリ

1
梅原派でかつ反大山・津田。『隠された十字架』を拠りどころとしてほぼ全面的に賛同しつつ、「現法隆寺を誰が建てたのか」に焦点を当て掘り下げている。橘三千代を軸に女性の活躍・関与を指摘。推古に始まり持統・元明・元正・称徳と女帝が多く出た時代だから仕方ないのかもしれないが、著者が女性だということも関係してるのかなーと思わせる視点で書かれている。この著者のことは何も知らないけど、梅原猛同様に歴史学者ではなさそうな印象。ネタの裏付け用。2012/08/23

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