内容説明
相模国三浦郡を本拠とする三浦一族は、北条氏と並ぶ権力を持った有力一族であった。最新の研究成果による、新たな三浦一族の実像。
目次
桓武平氏と三浦氏の誕生
平家滅亡の前後
鎌倉幕府の創設
三浦氏の蜜月の時代
宝治の乱後の三浦氏
鎌倉幕府滅亡の前後
足利政権下の三浦氏
戦国動乱の中の三浦氏
徳川家と三浦氏
著者等紹介
鈴木かほる[スズキカホル]
1946年、神奈川県生まれ。國學院大學史学科卒。中世史家。国家公務員非常勤。NHK文化センター講師を歴任。神奈川県横須賀市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶさん
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サブタイトルの通り、三浦氏の発祥から江戸時代までのエピソードを丹念に収集した書である。鎌倉時代初めは北条氏に次ぐ有力御家人であり、表舞台の出来事を詳細に読む面白さがある。和田の乱、宝治合戦による没落以降は、残った一族の動静を一つずつ追っていく。鎌倉後期から戦国時代までは、中堅規模の武士が乱世を生き抜く姿が興味深い。全般に良く調べたものだ、と感心させられる。2012/01/14
なつみかん
0
2007年刊、サブタイトル通りの本でよくまとまっていて三浦党の歴史を俯瞰しやすくお勧め2025/08/31




