能登七尾城・加賀金沢城―中世の城・まち・むら

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  • サイズ B5判/ページ数 181p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784404032805
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

七尾城の検証を通して、新しい戦国期の歴史像を構築する。文献・考古・地理・建築…異分野の研究成果を切り結びながら、立体的な歴史像を作りあげ、さまざまな資・史料群が響き合う新しい歴史研究の方法を導きだす。

目次

第1部 能登七尾城・加賀金沢城(七尾城から金沢城へ;能登畠山氏と前田氏―能登府中と城館の変遷;守護所・城下町と府中・所口湊―都市史のなかの「七尾」;中近東能登七尾の湊町と城下町の景観;領主と町人の間―町立てを行ったのは誰か)
第2部 城郭・都市研究の技法深化と国際比較(戦国城下町の復原史料としての地籍図―小林健太郎氏の再評価をめぐって;中国・韓国の民家調査と建築史研究―中世総合資料学からみた建築史料;補論 東アジアからヨーロッパへ―イギリス中世城郭都市とその学融合的研究)
第3部 討論「七尾から見えてくるものは何か」

著者等紹介

千田嘉博[センダヨシヒロ]
1963年生まれ。奈良大学文学部文化財学科卒業。大阪大学博士(文学)。奈良大学文学部助教授

矢田俊文[ヤタトシフミ]
1954年生まれ。大阪市立大学文学部卒業。大阪市立大学博士(文学)。新潟大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イツシノコヲリ

1
能登国七尾を訪れるため読んだ。中世都市研究と城郭考古学が一緒になったような書籍であった。現在の七尾市はもともと、気多本宮の所口湊、能登府中、七尾城の3つの中心地があった。しかしながら東四柳氏は講演で能登府中と所口湊を一緒に捉えていたのでその辺の違いはどうであったのか考慮する余地があると感じた。2023/12/06

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