内容説明
紙と格闘することで前に進む、その原点に立ち帰る。見えてきたのは「機能と笑い」。宇宙も、地球も、水も、大気も、生命も同じ循環のプロセスの中にある。その循環の中に紙もある。環境に対する感受性を豊かに備えた13組のクリエイターとともに、技術が拓く紙の機能を探訪する。一方で、「デザインとは笑いである」と語り、地域を拠点に、人々の共感を集めるパッケージを次々と生み出してきた梅原真の目が、パッケージに由来する価値の鉱脈を提示する。繊細で壊れやすい「笑い」の傑作を大胆かつ細心に収録。
目次
機能(おいしいかたち;ジグザグ梱包紙;紙のかたまり;開け箱;塗紙―NURIKAMI ほか)
笑い(COLLECTION1;COLLECTION2;COLLECTION3;COLLECTION4)