士魂商才―五代友厚

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404032157
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

武士の気概と商人の精神を併せ持ち、近代日本の礎を築いた風雲児の痛快無比の活躍を描く歴史小説の決定版。

著者等紹介

佐江衆一[サエシュウイチ]
1934年、東京に生まれる。コピーライターなどを経て作家生活に入る。『横浜ストリートライフ』など、社会問題に関心を寄せた作品を多く発表する。初の歴史小説『北の海明け』で新田次郎賞。自らの体験をもとに老人介護の問題に迫った『黄落』でドゥ・マゴ文学賞。『江戸職人綺譚』で中山義秀文学賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たいぱぱ

8
朝ドラの「あさが来た」に登場中の五代才助の物語。五代才助って、どこかで聞いたことあるけど(めぞん一刻ではないよな?)・・・と興味がわき読んでみました。幕末ビッグネームが続々登場するではないか!五代くん、大したもんだ!しかしながら小説としては、早足過ぎて面白味に欠けるかも。幕末より明治を作り上げる方が大変だったんだなと実感しました。しかし文字通り命を掛けて日本を作った男たちが、みんな今の僕より年下。なんか負けてられないぞ!どこからどうみても勝つ要素すらないけど。2015/10/27

yearning for peace

1
薩英戦争では捕虜となり、渡欧により見聞を広め、維新後は実業家として「東の渋沢、西の五代」と言わしめた五代才助。同郷の大久保利通や松木弘安、他郷の高杉晋作や坂本龍馬にとどまらず、グラバーやモンブランの知遇を得て、彼が信ずる産業振興への道をひたすら歩み始める先見力と行動力は敬服に値する。『翔ぶが如く』を読んだ後なので、幕末と維新の隠れた足跡を辿ることができ、非常に有益でした。2009/11/12

鬼山とんぼ

0
「あさが来た」で興味を持って読み始めたが、坂本竜馬に見劣りしない八面六臂の活躍が活き活きと描かれ、明治期の日本発展の貢献者として、榎本武揚に比肩する一等の人物と理解した。中盤はやや冗長の感はあったが、著者の奥さんが五代の縁者ということもあり、ベルギー取材など丁寧な調査の跡が見られて好感が持てた。読みたかった明治政府時代の活躍の記録が少なかったのは物足りなく思ったので、他に当たることにした。2016/02/17

ともあきほ

0
五代友厚の生涯についてはなんとなくわかったがちょっと中途半端 2005/02/03

四男の母

0
朝ドラや大河ドラマで五代さんが気になって読んだ。やっぱりすごいことやる人だなと思ったけど、妾の数もすごかった。おもしろかったけど、維新後はさらっと流したような感じで少なくて残念。2021/12/17

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