内容説明
四谷大木戸に到達した玉川上水の水を、いかにして江戸城と江戸市中へ配水するか。工事に取り組んだ石工・大工たちの技と工夫、そして心意気を活写する新鋭の秀作集!表題作のほか「辛夷の花」「木樋に賭ける」「角筈村騒動」を収録。
著者等紹介
松浦節[マツウラタカシ]
本名同じ。昭和8年、広島県に生まれる。昭和30年、広島大学教育学部高校国語科卒。静岡県立富士高等学校、静岡高等学校国語科教諭を経て、昭和49年、創価高等学校国語科教諭。平成元年、創価中学校校長。同6年、定年退職。平成14年「伊奈半十郎上水記」で、第26回歴史文学賞受賞
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