目次
1章 武蔵その剣と人(宮本武蔵の「道」―世々の道をそむく事なし;武者修行者の諦観―身にたのしみをたくまず ほか)
2章 武蔵その処世(「野人」ゆえの後悔多き生―我事におゐて後悔をせず;柳生宗矩と武蔵―善悪に他をねたむ心なし ほか)
3章 武蔵その生活(武蔵と「諸芸」―物毎にすきこのむ事なし;剣豪の「お宅拝見」―私宅におゐてのぞむ心なし ほか)
4章 武蔵その兵法(武蔵と芸術―わが身にいたり物いみする事なし;二刀流の創造―兵具は各別、よの道具たしなまず ほか)
5章 武蔵その生と死(遺された弟子たち―老身に財宝所領もちゆる心なし;沢庵と武蔵―仏神は貴し、仏神をたのまず ほか)