昭和維新―小説五・一五事件〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404028914
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

昭和七年五月十五日―海軍青年将校三上卓中尉らは首相官邸を襲い、犬養毅首相を暗殺。人々を震撼させたクーデターの全貌を描く迫真の歴史長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

1
司馬遼太郎の『世に棲む日日』の解説を読むと革命家の本質が分かる。松陰の「狂」は、革命的ロマン主義の精神によって生まれている。革命的ロマン主義とは、自らが美しいと思い、また正しいと考える世界を手に入れるためには、現実に目をつぶってゆく精神の構えにほかならない。簡単に言えば、美しいものを見ようと思ったら、目をつぶれ、という精神である。これは当然、「狂」の立場を生む。そのような革命的ロマン主義者は、昭和史でいえば、北一輝、石原莞爾、三島由紀夫らであろう。2012/09/24

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