細川幽斎・忠興のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404028433
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

生涯四回の危機を切りぬけ、細川家を存続させた最高の武家文化人、細川幽斎・忠興親子の劇的な生涯を描く。

目次

戦国一のインテリ大名細川幽斎
細川の流れと幽斎の出自
細川藤孝と足利将軍
細川藤孝・忠興と信長と
細川幽斎・忠興と本能寺の変
細川幽斎・忠興と秀吉と
関ケ原の合戦と細川幽斎・忠興
文人としての細川幽斎
細川幽斎と三斎の茶の湯
細川忠興と北九州
細川忠利の肥後入国
松井佐渡守康之―草創期の細川家を支えた名家老

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつきネコ@中学入学した化け猫

5
よく本能寺を語る上でキーになる細川幽斎を気になって読んでみた。当然ながら、この本ではあやふやな俗説を語られなくて。幽斎が諸芸を極めた文化人というのを知らされた。 幽斎は秀吉の和歌の師匠で、忠興は家康の茶の師匠とはインテリ親子だな。当初は足利家を再興に尽力し、苦労していたんだな。忠興の危機が三成のせいだと言われるが、策謀が得意なら三成は宇喜田騒動をうまく納めているだろうから、違うだろう。しかし、系譜を見れば幽斎の苦労は必然だったんだな。故に室町の伝統を継いだ近世大名家として残っんだな。2017/09/05

フランソワーズ

3
新人物往来社「すべて」シリーズのスタイル、家臣団人名辞典や史跡事典等はやはり良いです。少し古いので、もはや通用しない説もあるなか、宿老松井康之の章が収穫です。2021/10/31

tall_hemlock

2
色々な人が色々な角度から幽斎・忠興のことを論じて読ませてくれる本。同じ事をそれぞれの論者が書いてることもあるけど。興味深かった。 ……ただし、私にもう少し基礎知識があれば多分もっと楽しかった(戦国時代詳しくないのにいきなりこれ読んだのはちょっとタイミングを間違えた感じがある) いきなり突っ込んだことが書いてある文章もあるので、あまり初心者向けではないです。先に基礎知識を得ておくといいと思う。2015/04/02

しゃむ・しゃむ

1
細川スキーにオススメしたいお宝本!! 12人の研究者達による細川幽斎・忠興本。幽斎の田辺城開城のエピソードなど重複する内容もあるが、逆にそれだけ田辺城開城は重大事項なのだと感慨深い。ある程度の知識がある方が楽しめる。そしてこの二人について調べたいと思う人には、とんでもなく素晴らしい資料集が巻末についてくる。詳細な年表、家臣団の人名事典、関連史跡事典、家系図と至れり尽くせり!買うべし!買うべし!2018/09/06

きよにやコータロー

1
来月の佳代子夫人の講演会用に読んでいます!

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