フランス艦長の見た堺事件

フランス艦長の見た堺事件

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404020413
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0021

内容説明

堺事件のフランス側責任者が残した貴重な記録。戊辰戦争見聞記。

目次

一八六八年二月の政治状況
堺の殺戮事件
大坂湾におけるデュプレクス号の外交使命
日本の北における使命
碇泊地横浜での長期滞在
デュプレクス号の箱館での使命
外国人に対する全般的な動き
デュプレクス号、日本を離れる
日本の首府・京都への小旅行―ミカド謁見

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TakaUP48

67
政変直後の揺れ動く日本を15ヶ月に渡って滞在した、フランス海軍デュプレクス号艦長ペルガス・トゥアールの日記。鴎外の「堺事件」をフランス側から言うと、測量の最中に土佐藩士に連行されそうになり逃げ出したら、鉄砲隊に打たれた!事件。その補償要求は①事件加担者は、仏海軍の前で処刑を②犠牲者家族への賠償金15万ドル③土佐藩主の謝罪。その①の切腹場面が有名になったが、仏艦長の捉え方はチト違った。他に、ミカドとの謁見の様子や、新政府への働きかけで英国との駆け引きなど、外国人の眼から日本を見るという興味深いものだった。2025/04/27

駄目男

15
昨夜、レビュー欄を見るに驚いた。過去三冊分の感想が書いてない。まったく職務怠慢ではないか。空腹、疲労、睡魔を物ともせず書くとするか。えーと何だった。あっそうそう。これね。然しおかしいな。これ書いたような覚えがあるがどうしたことだろう。まあいい。今に続くNHKの歴史番組の元祖は40年程前に鈴木健二さんがやっていた『歴史への招待』ではないかと思うのだが、以来、連綿と続くこの長寿番組の何処かで堺港事件というものを知ったと思う。概要は大政奉還後の、慶応4年2月15日に和泉国堺港で起きた、2021/07/21

我門隆星

0
幕末~明治初期、堺に上陸したフランス水兵たちと、土佐藩藩士たちとの間に銃撃戦勃発、死者が出た。で、土佐藩藩士たちには切腹を仰せつかった。それを見たフランス艦長による日記・書簡を集めた書。2010/08/25

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