内容説明
１９歳で鎮守府将軍となり、東軍の精兵を率いて足利尊氏をいくたびも破り、京都奪還を目前にして阿倍野に青春散華した花の若将軍の生涯。
目次
花将軍、顕家
北畠の家
顕家、みちのくへ
建武の新政に暗雲
京都・大津の攻防戦
尊氏の東上
血涙の上奏
阿倍野に戦死
花の露、散りて
多芸と浪岡
花将軍・阿倍野・顕家の妻
北畠氏略系図
北畠顕家略年譜
北畠家臣帳〔ほか〕
感想・レビュー
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BIN
6
南朝の公家将軍北畠顕家の生涯を描いた作品。あとがきで著者自身が言ってますが歴史物か小説かよくわからない中間くらいのものです。花将軍と謳われたみたいですが出典はなんだろう（太平記？）。後醍醐天皇の前で「陵王の舞」を舞ってその見事さから天皇は花陵王と言ったそうだ。実際に蘭陵王のような存在になるとは思わなかったと思いますが。2017/10/05
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