争点日本の歴史 〈第6巻〉 近・現代編 佐々木隆爾

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争点日本の歴史 〈第6巻〉 近・現代編 佐々木隆爾

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784404017796
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

内容説明

明治維新の世界史的環境をどうとらえるか、近代天皇制は何によって支えられていたか、太平洋戦争はアジアに何をもたらしたか、大都市はどのように建設され発展したか、沖縄は近現代日本でどのように存在したか、戦後日本の国際的位置はどう変わったか…など、日本近現代史の根本をめぐる争点22テーマをとりあげ、激動の時代を鋭く衝く。

目次

1 近代日本の形成(明治維新の世界史的環境をどうとらえるか;世直し状況論の現在;明治維新の過程で民衆はどう変わったのか)
2 「大日本帝国」の形成(明治の「近代化」は西欧とどうかかわったか;近代天皇制は何によって支えられていたか;自由民権は民衆のなかに根をもっていたか;日露戦争とは世界的にどんな戦争であったか)
3 「大日本帝国」の明暗(戦前の政党政治とは何であったか;新世相のなかで天皇の役割はどう変わったか;政党政治はどうして崩壊を余儀なくされたか;「満州事変」はなぜ日中戦争にまで拡大したか;太平洋戦争はアジアに何をもたらしたか;世界史的にみて日本降伏とは何であったか)
4 「平和と民主主義」の時代(日本国憲法による政治体制とは何であったか;戦後日本の国際的位置はどう変わったか;高度成長で国民の生活や文化はどう変わったか;戦後の「右傾化」と「革新化」とは何であったか)
5 「近代化」120年の軌跡(沖縄は近現代の日本でどのように存在したか;近代日本は植民地で何をし、何を残したのか;大都市はどのように建設され発展したか;日本の民衆運動はどのような役割を果たしたか;浪花節―軍国主義の国策か鎮魂歌か)

感想・レビュー

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がんぞ

1
王政復古の名の下。中央集権、近代軍隊・税制・法体系・憲法議会を持つ国民国家をアジアの東端で作り上げた日本は誇らしい成功例。ロシア革命に刺激された大正デモクラシー以降、それを誇りに思い守り栄えさせようと捨身する人々は「国体」と呼び、覆そうとする人々は「天皇制」と呼んだ。米国発の大恐慌後、金本位制維持に苦しむ資本主義、ブロック経済化で持たざる国、多大な賠償を要求された大戦敗戦国は生存権維持のためファッショ化し国益獲得に動いた…。「無条件降伏」を強いられるほど大日本帝国は悪だったか?左翼の執筆者達はYesとする2014/10/10

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