内容説明
西南戦争で熊本城を死守した谷干城の妻・玖満。他に、西郷いと、税所敦子、坂本乙女、岡上菊栄等の波瀾の人生を描く。
目次
坂本乙女 ―坂本龍馬の育ての親
おりよう―坂本龍馬の妻として生きる
山川二葉―お茶の水女子大学舎監を30年の会津の女
大山捨松―日本最初の女子留学生
西郷いと―西郷隆盛を支えた妻
谷玖満夫―谷干城とともに熊本城を守る
税所敦子―下田歌子の和歌の師
木戸松子―芸妓から木戸孝允の妻に
和田英―製糸工女の記録「富岡日記」を綴る
瓜生岩子―慈善事業に身を捧げた会津人
吉岡弥生―女医から女医養成の願いをはたす
下田歌子―女子教育に男勝りの情熱を傾ける
岡上菊栄―薄幸の子を育てた坂本龍馬の姪
柳原白蓮―恋に生きた波乱の生涯