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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
23
読み終わってからああ、これって百合だったの!?って感じ。別に百合っぽくなくても普通に満足。絶会なるアイドルグループのメンバーについて、一人一人にスポットを当てていくオムニバス。個人的にはミニスカートさよならが最も良かったかも。最後に二人がまた出会えたのも良し。2013/12/21
JACK
10
○ 女子中高生6人のアイドルグループ「平成絶対領域委員会」(「絶会」)を描く群像劇。華やかな表舞台よりも裏側が描かれます。清純派で売っている自分の売り方に疑問を感じている真鈴(まりん)が、自分からみた本物の清純派、クラスメイトの谷本さんとの触れ合いを描く表題作、「絶会」デビュー前のレイカとクラスメイトの不和を描く「ソプラノ・フォルテシモ」、子役として芸能界で苦労してきた里緒と同い年の子役との関係を描く「ロリータ・コンプレックス」など、アイドルの前日譚、後日譚が連作で描かれます。なかなか深い物語でした。2014/02/28
Merino
5
リアルJC・JK6人組アイドルの、ほのかに百合の香漂う短編集。熱い気持ちをぶつけ合う描写が上手くて引き込まれる。★★★★☆2019/04/02
keigo
4
再読。「ひらり、」は好みの百合にあふれているが、そのなかでもこれはほんとうに大好き。解散したアイドルグループのメンバーたちの過ぎ去った青春の風景をふりかえっていくの、すごくエモなんだよなあ。どの話も、感情の爆発の描き方が半端なく上手。それだけではなく、感情が爆発した後のことをじっくり描いてくれるところもよい。青春の脆さと強さが両方見られる良短編集。2018/05/05
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4
今まで高い価格設定で大判を買うしかなく、百合のマイノリティを自覚せざるおえない一百合ファンとして辛い状況が続いた中ついにひらり、が英断です。その上内容も特上級という専門誌存続のためにも是非本誌も買うように。それぞれ別のペアを扱っている短編集なのですが時期、境遇、年齢、性格を全てバラバラに描く事で少女達にとってのアイドルという青春が見えてくる構成が素晴らしい。恋愛要素の混じらない百合もあるっちゃありますが全然気にせず読めました。ついでに恋愛要素の混じらない話と混じる話の話の置き方にもセンス感じました。2013/12/02




