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内容説明
「源氏物語」全五十四帖がたった一冊の漫画で読める。
目次
桐壷
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花宴
葵
賢木〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
61
『東大生の本棚』で紹介されていて、源氏物語を完読したいと思っていた身としてとても気になり読んでみました。全54帖がとっても分かりやすく現代風にまとめられていて、しかも声に出して笑えます(≧∇≦)絵柄も凄く可愛くて上手!平安の着物とかヘアアクセとかも見ていて眼福ー。人物の書き分けも分かりやすいです。本家の解説もちょっと入っているので入門編として最適。これを読んだ後なら本編も人物像を思い出しながら分かりやすく読めそう!2019/01/27
たかこ
45
中田敦彦さんのYouTube大学「源氏物語」で紹介されていた漫画。『あさきゆめみし』や現代語訳を読んで、内容はだいたい理解しているからこそ、超現代に寄せてきているこのノリは面白い。どれだけ貴族文化が優美であっても、ぶっちゃけまぁそうだよねぇ、と笑えるし、登場人物たちに親近感がわく。それにしても五十四帖をこうやってざっとまとめたのがすごい!宇治十帖は今までぼんやり理解していたのでわかりやすかった。源氏物語は千年前の物語だけれど、令和のこの時代でもこんなに楽しめるなんて、やっぱり最高傑作! 2024/02/02
33 kouch
31
カラマーゾフ以上に人物が登場し、しかも覚えにくく、中には変化する者もいる…どこの系統でどんな身分かを理解しないと、その禁断さもよく伝わらない。人生で必ず読んでおきたい古典No.1にも関わらず挫折してしまう要因がまさにこの相関図の難しさにある。そんな折、中田敦彦のyoutube大学か簡潔に纒めてくれていて、その元となったのがこの本というから手に取る。限りなく分かりやすく人物達を描いている。これ以上の入門本はない。このあと「あさきゆめみし」を読んで、一旦"源氏物語を読んだ"ということにしてしまおうと思う2024/09/18
びっぐすとん
20
図書館本。『東大生の本棚』で紹介。いや、コレ、端折りすぎ!ざっくりすぎるわ!読んだつもりになりたい人にって、もののあはれはどこ行った?現代語訳でも漫画でもいいけど、一度源氏物語を読んだ人ならこの本の描写を「わかりやすくまとめたな」と思うだろうけど、逆のパターン、一度も読んだことない人がこれを読んで果たして源氏物語の流れを理解出来るかな?主要キャラは押さえてあるけど。でもブチギレる女君達は好き。よその女の所から帰ってきた男なんかぶっ飛ばしてやればいいのよ。知ったかぶるための本だから、そう思って読めば面白い。2020/03/11
あつ子🐈⬛
8
『源氏物語』全五十四帖が一冊に凝縮。イラスト可愛いのに、平安男子のマダオ(まるでダメな男)っぷりが赤裸々に描かれていて大変よろしい。それでいて栄華を極めてすら意のままにならぬ、自身や愛する者たちの行く末にそこはかとない哀しみを感じるのです。名作の力です。2021/05/03
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