内容説明
ついに夏草と合流。眠りから覚めた彼は、意外なことに何ひとつ記憶を失っていなかった。一行は伯爵夫人の城を後にし、三月が夏草のために集めた蔵書と、鎖様が七百年前に書いた『成長しない子供』に関する論文を保管するサンクト・ペテルブルクに向かう。その陰で、実は蒼眼の一族である蜜蜂は、この先も疑われることなく旅に同行するため桜を籠絡せよとの密命を受けていて…?対・蒼眼の戦い、いよいよ本格化。大人気シリーズ続篇第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
42
いやぁもう文章にならない(◞‸◟)。この世界に入り込んで、後一巻しか持っていないので余計に言葉にさえならずに、気持ちだけが次の巻にいってしまっている。錆丸と桜、親子の冒険旅行ですが、地盤にきっちり文化・人類の再生への道筋が示されているのがいいです。文字、会話、知識、原始の世界に戻ったとしても、どこかに遺跡として残っていたらそれを利用してまた人類の発展となるかもしれない。壮大なるストーリーで若い人だけに読ませておくには勿体ない。5巻目まだkindle本になっていない(◞‸◟)2023/03/22
すみの
12
夏草発見と蜜蜂の出自がわかる巻。蜜蜂の秘密を知るイリヤ登場…胡散臭い人物だと思ったらその通り。VS蒼眼になりそうで、タイトル『竜血の娘』の意味が段々明らかになりそう。2024/11/01
ミド
7
蜜蜂が恋する相手がなんかなあ残念。でも金星も微妙だったからなあ。男女カプは砂鉄とユースタスに期待しよう。砂鉄の台詞だけでもう満足です。ちょうど話題のキエフが出てきた。ウクライナのことを知らなかったらさらっと読み流していたんだろうな。2022/08/04
梵
6
夏草と合流した一行はロシアへ。蜜蜂の素性が明らかになり、ますます面白くなってきた。蒼眼と戦うのはもう少し後と思ってたので、ラストの急展開と終わり方は、続きが気になって仕方ない。桜と三月大丈夫か2022/04/01
うさぎや
5
蜜蜂の素性や狙いが分かったり、砂鉄たちとユースタスたちの「違い」がわかったりでうろたえていたところにウワアアア捕まったあ!!!2022/03/16
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