新書館ウィングス文庫 竜の歌が聞こえたら―彼方の記憶の揺りかごの！

新堂 奈槻【著】

新書館（2013/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 269p／高さ 16cm
• 商品コード 9784403541919
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

俺はハイタカ。魔法ギルド・ヤッホーカッコーヤッホー（ｒｙ。ルイがうちのギルドに帰ってきて、日常は穏やかに騒々しい。そんな奴に日々ちょっとイライラするのには、突っ込まないでおくけどな！ところが、新婚ラブラブの魚人から最近各地に出没する“竜歌”宛の配達を依頼され、話は思わぬことに。顔、年格好、魔力があまりにも俺に似たその男＝“竜歌”とは一体誰なのか。そして、俺がルイと為すべきことは…？ハートフル・ファンタジック・ストーリー完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダージリン]

ここで、終わりなんですか～もっと読みたかったです。とはいえ、今回は偽「竜歌」が現れ、話の核心は22年前にさかのぼります・・・。看板古娘をはじめ、予想を超える真相でした。そしてなぜか、ハイタカさんがルイに優しい・・・誤解が（笑）。ねぎしきょうこさんの挿絵も素晴らしかったです！

2013/06/11

[マコ]

ああ、ついに完結しちゃったぅ。しかし、完結だけあっていろいろと明かされましたね。まさに怒涛の展開。そしてなんでこれ変態率が高いの！祝詞、あなたまで…いや、ルイの双子の姉だからね、想定内だよね。ハイタカの両親と女将さんに力天・星眼の過去話にうっかり泣いた。ハイタカがどれだけ愛されてるかほんとによくわかる。私も嬉しい。ハイタカの制服姿が挿絵にあって舞い上がった。あの両親の子供だもんね、自覚ないみたいだけど美形だよねハイタカさんは。これで終わってしまったのはとても残念ですが読後の充実感と満足感は素晴らしかった。

2013/06/14

[ひーたろー]

この本、美形さんばっかりだったのに、そろいもそろって残念な人ばっかりだった…。ジゼルとジンガーの話読みたい。文庫化…しないのかなあ。

2014/11/06

[のこ🐈]

素敵な仲間達のストーリーもこれでお終い……かと思えば、ご両親のお話があるわけですね！書き下ろしでもたっぷり楽しませてもらって、本当に大満足のシリーズでした。ご両親のお話の文庫本が楽しみ。作者さんの新しいシリーズも待ってます！！

2013/11/05

[りょくちゃ]

13.6.25.269p　３作目。完結　初出：小説Wings12年夏号(No74)秋号(No75)

2015/03/23